過去に寄せられた小説
昔調教していた奴隷さんが、小説家志望で、自伝的なミニ小説を書き、それを受け取ったことがあります。
私にくれたという事は、ちょっとしたラブレター的な意味合いや、次の調教のおねだりだったようにも思えます。
内容としては、かなりの部分が事実、といったところですね。
個人情報など、問題がある部分は、多少修正して公開しますので、楽しんで下さい。
そのブログには、私が居た。
初めて見たSM系のS男性ブログ。
そこに書かれているM女性の性遍歴や嗜好は、まさに私のものと同じだった。
小学生で覚えた自慰。
M女性の拘束写真を見たときの子宮の疼き。
学生時代からの続く、自己嫌悪に陥るような苛烈な性欲。
潜在的には気付いていたのかもしれない。
自分がマゾであることを。
その後、いくつものSMサイトを見て、一口にSMというには、あまりにも多くのタイプの関係性があることを学んだ。
その中で、やはり、最初に見たあのブログこそが、私の求めるものだった。
実際、そのブルグに出てくる調教への憧れが、急速に膨らんでくるのを止めることができない。
私は、その男性に連絡を取った。
おそらくは、何十人もの女性が躊躇い、良識という名の常識に縛られ、諦めた道を私は選んだ。
今、こうしなければ、後悔する。
この世界を経験しない私。それは、後悔しているくせに、これで良かったという自分への言い訳をしながら、妄想で自慰に浸る、惨めな中年女への道。
その確信にも似た想いが、私を突き動かした。
会う前の、メールのやり取りで、私の経験と望むことは伝えてあった。
SMの経験はなし。
オナニーは週5~8回(非生理時)。
アナルは、自慰経験のみあり。
男性経験は、6人。
現在、セックスフレンドなし、恋人1人。
マゾ奴隷として、調教を経験したい。
ねちっこく焦らされたい。
何度も、イキ果てたい。
恥ずかしいことをされたい。
恥ずかしいことを言わされたい。
雌犬のような格好で犯されたい。
拘束されて、アナルを苛めてもらいたい。そのまま、アナルの処女を奪ってもらいたい。
希望を伝えるたびに、その想像は具体化していき、とめどなく自分の欲望を吐露していた。
ホテルの一室。
手は頭の後ろで拘束され、脚は大きく開いたまま椅子に固定されていた。
食事の味も、お酒の味も覚えていない。
ただ、とてもSには見えない、誠実そうで、優しそうな笑顔。礼儀正しい態度。理性的な言動。
それが私の心に安心をもたらしていた。
信頼できる。
まかせてみよう。
気が付けば拘束されていた。
ただ、今置かれている状況は、私の望んだ、そのものだった。
私は、アナルの入り口を刺激されていた。
筆でくすぐられた。
ローターで震わされた。
その度、膣から溢れる愛液を指摘され、羞恥に身もだえする。
正直言って、会う前から湿っていて、こんばんは、という一声を聞いたときには、最初の露が零れていたのだ。
ただ、今溢れているものはそんなレベルでは無かった。
肛門に、バイブの先端が数ミリ押し込まれただけで、ドク、ドクッ、と熱い感覚が膣から発せられる。
すごい勃起してる、という声に、股間を見ると、びっくりするくらいの大きさで淫核が屹立していた。
その包皮を剥くように指で摘まれ、ゆっくりとしごかれる。
「うあああっ!?」
決してきつくない。早くもない。
あくまで優しく、そして意地悪な動きだ。
今まで感じたことの無いほど、濃く、甘美な快感に、発したことのないような嬌声が出てしまう。
緩急をつけてのしごきに、いつしか私は腰を突き動かしていた。
「□□□は、女なのに、こんなに大きくして、しごかれて気持ちいいの?」
「いっ、いい・・ですっ、気持ちいいですっ」
正直に言えた。
「もっと欲しいかい?」
「は、はいっ、もっと、もっとくださいっ、クリトリスをいじめてください!」
「クリトリスじゃないだろう。こんな大きなものは、ちんぽだよ。雌チンポだ」
「いやあっ、恥ずかしっ」
「ほら、きちんとお願いしないと、止めるぞ」
「やめないでくださいっ、□□□の、め、メスチンポ、もっとしごいてくださいっ」
そこまで言わされて、ようやくその行為が再開された。
アナルへの刺激も続いている。
気が狂いそうだった。
どうにかなりそうなくらい、気持ちよく、切なく、甘かった。
膣が収縮を繰り返し、熱い液が会陰を伝うのがわかる。
すぐ逝く。
そう直感した。
ただ、その直感は裏切られた。
逝きそうになると、刺激が止まる。
波が引きかけたところで、また刺激が始まる。
普通ならとっくに達している程の快感だが、逝くことを我慢した。
いや、させられた。
責めを止められるから?
違う。
「もう少し我慢しなさい」
という、声。
その声にこめられた、支配の意志こそが、私の絶頂をコントロールしていた。
「逝きたいかい?」
「はいっ、もう、もう我慢できません。逝かせてください!」
繰り返しの責めと我慢は、驚く程の高い快感の高みに私を運んでいた。
「よし、逝きなさい」
次の瞬間、私は飛んでいた。
「いっ」
大きな声は上げられなかった。
快感が子宮と、クリトリス、アナルで爆発し、その勢いで腰が何度も跳ね上がる。
そのまま、何度も逝かされた。
クリトリスをしごかれ、アナルをバイブで貫かれ、その度に達した。
だが、まだ、とどめの行為をされていなかった。
そのことの期待と不安で、私は欲望を滾らせてしまっていた。
その人は、荒々しい木彫りのようなペニスを、見せつけながら言った。
「これが欲しいか?」
「ほ、ほしいです・・・」
「どこに?」
「□□□の、アナルです・・・」
「私の奴隷になるなら、挿れてあげてもいいよ」
「な、なります!」
躊躇している余裕などなかった。
今なら言える。
ここまで心身を預けたのなら、もう哀願するしかない。
「私を奴隷にして下さい!、ご主人様になってください!」
「いいだろう、では奴隷となったご褒美だ」
アナルに入っていたバイブが抜かれ、ゆっくりと男根が侵入してくる。
圧倒的な重量感。
それが奥まで埋まりきった瞬間、私は叫んでいた。
「逝きますっ、ご主人様、□□□、逝きます!!!」
私は、処女地であったアナルへの、最初の一撃で、とどめをさされた。
そして、逝った。
一瞬意識を失うが、圧倒的な快感の津波に、また、飲み込まれる。
抜かれる度。
刺し貫かれる度。
その度に私は逝った。
逝っても逝っても、止まらなかった。
まだ、何もされていない膣が、勝手に開閉を繰り返し、愛液を吐き出す。
目から涙が、口からは涎が。
ひょっとしたら、失禁すらしていたかもしれない。
それほど、私は快感を味わい、貪欲にそれを吸収した。
私は痙攣していた。
既にペニスは抜かれたが、身体が震え続ける。
あまりの絶頂感に、まだ身体の痙攣を止めることができないでいた。
その人、いやご主人様は、結局達さなかった。
男根は固いままだ。
ご主人様は、避妊具を取り去ると、私に被さり、抱きしめて下さった。
しっかりと、強い力で。
震えが止まるように。
ご主人様だ、と確信した。
頭ではなく、心で。
この人は、私のご主人様なんだ。
日常でどのような出会いがあろうと、それがいかに充実した幸せであろうと、非日常のこの世界では、この人こそが、私の渇望していた存在なんだ。
それを悟った。
その後、さらに調教は続き、私は何度も高みに上がり、ご主人様への想いとともに、あらゆる体液を溢れさせながら、痙攣をし、果てた。
膣へは、生で挿れて頂きたかったが、断られた。
そのかわり、射精したばかりのその部分の掃除は許された。
私は愛おしい、その男根様を、舐め、しゃぶって綺麗にする。
口腔に満たされる、ご主人様の脈動とフェロモンが、私の脳髄を蕩かした。
いつの間にか、ご奉仕することを忘れ、夢中でしゃぶる。
しゃぶりながら、雌犬のように腰を振っていた。
充足した満足感か、甘い疲れからか、私は眠っていた。
しかし、日の出前に目が覚める。
あれだけエクスタシーを得たにも関わらず、私の火は消えていなかった。
その火が、私を眠りから引き起こしたようにも思える。
まだ寝ているご主人様の脚に、股間を擦りつけ、自慰を始める。
我慢できずに、その男根様をしゃぶってしまう。
恥ずかしい姿だった。
今までなら、許容できないような行動だった。
でも、今はご主人様とだけの時間。
どんな恥ずかしいことでもできる。
何でも見せられる。
ご主人様にも、自分自身にも。
私は、ご主人様に全てを預けるのと同時に、汚らしく思えた自分自身にも歩み寄り、抱きしめることができた。
もう、我慢しなくていいのよ。
卑猥で汚らしいマゾ雌である私。
その全てを、受け入れて下さる主様の、奴隷にして頂いたのよ。
もう居場所ができたのよ。
そう、囁くことができた。
圧倒的な多幸感の中で、私は雄々しく勃ち上がった男根様をしゃぶりながら、ご主人様の脚に愛液をしぶかせ、絶頂した。
起きたご主人様は、私に目隠しをすると、指で乳首を刺激しながら、耳元で私の願望を吐露するように、命令した。
きちんとお願いできたら、次の調教で、それをしてあげてもいいよ、とご主人様の声がした。
次の調教、という言葉だけで私は、愛液を溢れさせる。
そして、乳首への刺激だけで、何度も達しながら、昔から、そして今生じた願望、妄想、想いを、うわごとのように吐き出した。
「生の男根様で犯してほしいです」
「ご主人様の聖水を□□□のアナルにください」
「アナルも、おまんこも、ご主人様の精液を注ぎ込んで欲しいです」
「雌チンポをもっと大きくしてください」
「調教を受けているところを、撮ってもらいたいです」
「屋外で、服の上から乳首を責めてもらいたいです」
「お尻にムチを頂きたいです」
「専用の首輪を与えてほしいです」
「ご主人様のお体を、くまなく舐めさせてください」
とめどなく、私は卑猥で背徳的な欲望を口にした。
発情したマゾの雌犬。
それが私。
それを認めたからこそ、ご主人様に調教していただける。
その後も、私はとめどなく調教を甘受し、卑猥な雌犬である自分に酔った。
その変態性を喜んでいただける人に仕えることに、歓喜した。
ご主人様に見守られながら、花火のように弾けた。
昼過ぎに、ベッドから起き上がった。
チェックアウトのまでの時間が減るのと同時に、日常の空気が押し寄せてくる。
片付けをし、奴隷から日常の姿へ着替え、一緒にドアの前に立ったとき、まだご主人様と私の2人だけであることに気付く。
このドアを空けた瞬間、非日常が終わる。
私は、その場にひざまずくと、ご主人様の股間に頬を止せ、震える声で言った。
「また来月、調教していただけますか?」
頬ずりしているところから、凶暴な固さが感じられ、私は安堵の息を吐いた。
その翌日から私は、次の調教に向け、□□を始めた。
作者さんは、当時、中国地方(日本のです。たまに勘違いされる方が居るので)に在住で30代前半の、OLさんです。
日常では非常に仕事が出来る方で、今は、社内でもかなりの立場で活躍されており、私生活では、結婚されて、一読者として応援して下さっています。
私にくれたという事は、ちょっとしたラブレター的な意味合いや、次の調教のおねだりだったようにも思えます。
内容としては、かなりの部分が事実、といったところですね。
個人情報など、問題がある部分は、多少修正して公開しますので、楽しんで下さい。
そのブログには、私が居た。
初めて見たSM系のS男性ブログ。
そこに書かれているM女性の性遍歴や嗜好は、まさに私のものと同じだった。
小学生で覚えた自慰。
M女性の拘束写真を見たときの子宮の疼き。
学生時代からの続く、自己嫌悪に陥るような苛烈な性欲。
潜在的には気付いていたのかもしれない。
自分がマゾであることを。
その後、いくつものSMサイトを見て、一口にSMというには、あまりにも多くのタイプの関係性があることを学んだ。
その中で、やはり、最初に見たあのブログこそが、私の求めるものだった。
実際、そのブルグに出てくる調教への憧れが、急速に膨らんでくるのを止めることができない。
私は、その男性に連絡を取った。
おそらくは、何十人もの女性が躊躇い、良識という名の常識に縛られ、諦めた道を私は選んだ。
今、こうしなければ、後悔する。
この世界を経験しない私。それは、後悔しているくせに、これで良かったという自分への言い訳をしながら、妄想で自慰に浸る、惨めな中年女への道。
その確信にも似た想いが、私を突き動かした。
会う前の、メールのやり取りで、私の経験と望むことは伝えてあった。
SMの経験はなし。
オナニーは週5~8回(非生理時)。
アナルは、自慰経験のみあり。
男性経験は、6人。
現在、セックスフレンドなし、恋人1人。
マゾ奴隷として、調教を経験したい。
ねちっこく焦らされたい。
何度も、イキ果てたい。
恥ずかしいことをされたい。
恥ずかしいことを言わされたい。
雌犬のような格好で犯されたい。
拘束されて、アナルを苛めてもらいたい。そのまま、アナルの処女を奪ってもらいたい。
希望を伝えるたびに、その想像は具体化していき、とめどなく自分の欲望を吐露していた。
ホテルの一室。
手は頭の後ろで拘束され、脚は大きく開いたまま椅子に固定されていた。
食事の味も、お酒の味も覚えていない。
ただ、とてもSには見えない、誠実そうで、優しそうな笑顔。礼儀正しい態度。理性的な言動。
それが私の心に安心をもたらしていた。
信頼できる。
まかせてみよう。
気が付けば拘束されていた。
ただ、今置かれている状況は、私の望んだ、そのものだった。
私は、アナルの入り口を刺激されていた。
筆でくすぐられた。
ローターで震わされた。
その度、膣から溢れる愛液を指摘され、羞恥に身もだえする。
正直言って、会う前から湿っていて、こんばんは、という一声を聞いたときには、最初の露が零れていたのだ。
ただ、今溢れているものはそんなレベルでは無かった。
肛門に、バイブの先端が数ミリ押し込まれただけで、ドク、ドクッ、と熱い感覚が膣から発せられる。
すごい勃起してる、という声に、股間を見ると、びっくりするくらいの大きさで淫核が屹立していた。
その包皮を剥くように指で摘まれ、ゆっくりとしごかれる。
「うあああっ!?」
決してきつくない。早くもない。
あくまで優しく、そして意地悪な動きだ。
今まで感じたことの無いほど、濃く、甘美な快感に、発したことのないような嬌声が出てしまう。
緩急をつけてのしごきに、いつしか私は腰を突き動かしていた。
「□□□は、女なのに、こんなに大きくして、しごかれて気持ちいいの?」
「いっ、いい・・ですっ、気持ちいいですっ」
正直に言えた。
「もっと欲しいかい?」
「は、はいっ、もっと、もっとくださいっ、クリトリスをいじめてください!」
「クリトリスじゃないだろう。こんな大きなものは、ちんぽだよ。雌チンポだ」
「いやあっ、恥ずかしっ」
「ほら、きちんとお願いしないと、止めるぞ」
「やめないでくださいっ、□□□の、め、メスチンポ、もっとしごいてくださいっ」
そこまで言わされて、ようやくその行為が再開された。
アナルへの刺激も続いている。
気が狂いそうだった。
どうにかなりそうなくらい、気持ちよく、切なく、甘かった。
膣が収縮を繰り返し、熱い液が会陰を伝うのがわかる。
すぐ逝く。
そう直感した。
ただ、その直感は裏切られた。
逝きそうになると、刺激が止まる。
波が引きかけたところで、また刺激が始まる。
普通ならとっくに達している程の快感だが、逝くことを我慢した。
いや、させられた。
責めを止められるから?
違う。
「もう少し我慢しなさい」
という、声。
その声にこめられた、支配の意志こそが、私の絶頂をコントロールしていた。
「逝きたいかい?」
「はいっ、もう、もう我慢できません。逝かせてください!」
繰り返しの責めと我慢は、驚く程の高い快感の高みに私を運んでいた。
「よし、逝きなさい」
次の瞬間、私は飛んでいた。
「いっ」
大きな声は上げられなかった。
快感が子宮と、クリトリス、アナルで爆発し、その勢いで腰が何度も跳ね上がる。
そのまま、何度も逝かされた。
クリトリスをしごかれ、アナルをバイブで貫かれ、その度に達した。
だが、まだ、とどめの行為をされていなかった。
そのことの期待と不安で、私は欲望を滾らせてしまっていた。
その人は、荒々しい木彫りのようなペニスを、見せつけながら言った。
「これが欲しいか?」
「ほ、ほしいです・・・」
「どこに?」
「□□□の、アナルです・・・」
「私の奴隷になるなら、挿れてあげてもいいよ」
「な、なります!」
躊躇している余裕などなかった。
今なら言える。
ここまで心身を預けたのなら、もう哀願するしかない。
「私を奴隷にして下さい!、ご主人様になってください!」
「いいだろう、では奴隷となったご褒美だ」
アナルに入っていたバイブが抜かれ、ゆっくりと男根が侵入してくる。
圧倒的な重量感。
それが奥まで埋まりきった瞬間、私は叫んでいた。
「逝きますっ、ご主人様、□□□、逝きます!!!」
私は、処女地であったアナルへの、最初の一撃で、とどめをさされた。
そして、逝った。
一瞬意識を失うが、圧倒的な快感の津波に、また、飲み込まれる。
抜かれる度。
刺し貫かれる度。
その度に私は逝った。
逝っても逝っても、止まらなかった。
まだ、何もされていない膣が、勝手に開閉を繰り返し、愛液を吐き出す。
目から涙が、口からは涎が。
ひょっとしたら、失禁すらしていたかもしれない。
それほど、私は快感を味わい、貪欲にそれを吸収した。
私は痙攣していた。
既にペニスは抜かれたが、身体が震え続ける。
あまりの絶頂感に、まだ身体の痙攣を止めることができないでいた。
その人、いやご主人様は、結局達さなかった。
男根は固いままだ。
ご主人様は、避妊具を取り去ると、私に被さり、抱きしめて下さった。
しっかりと、強い力で。
震えが止まるように。
ご主人様だ、と確信した。
頭ではなく、心で。
この人は、私のご主人様なんだ。
日常でどのような出会いがあろうと、それがいかに充実した幸せであろうと、非日常のこの世界では、この人こそが、私の渇望していた存在なんだ。
それを悟った。
その後、さらに調教は続き、私は何度も高みに上がり、ご主人様への想いとともに、あらゆる体液を溢れさせながら、痙攣をし、果てた。
膣へは、生で挿れて頂きたかったが、断られた。
そのかわり、射精したばかりのその部分の掃除は許された。
私は愛おしい、その男根様を、舐め、しゃぶって綺麗にする。
口腔に満たされる、ご主人様の脈動とフェロモンが、私の脳髄を蕩かした。
いつの間にか、ご奉仕することを忘れ、夢中でしゃぶる。
しゃぶりながら、雌犬のように腰を振っていた。
充足した満足感か、甘い疲れからか、私は眠っていた。
しかし、日の出前に目が覚める。
あれだけエクスタシーを得たにも関わらず、私の火は消えていなかった。
その火が、私を眠りから引き起こしたようにも思える。
まだ寝ているご主人様の脚に、股間を擦りつけ、自慰を始める。
我慢できずに、その男根様をしゃぶってしまう。
恥ずかしい姿だった。
今までなら、許容できないような行動だった。
でも、今はご主人様とだけの時間。
どんな恥ずかしいことでもできる。
何でも見せられる。
ご主人様にも、自分自身にも。
私は、ご主人様に全てを預けるのと同時に、汚らしく思えた自分自身にも歩み寄り、抱きしめることができた。
もう、我慢しなくていいのよ。
卑猥で汚らしいマゾ雌である私。
その全てを、受け入れて下さる主様の、奴隷にして頂いたのよ。
もう居場所ができたのよ。
そう、囁くことができた。
圧倒的な多幸感の中で、私は雄々しく勃ち上がった男根様をしゃぶりながら、ご主人様の脚に愛液をしぶかせ、絶頂した。
起きたご主人様は、私に目隠しをすると、指で乳首を刺激しながら、耳元で私の願望を吐露するように、命令した。
きちんとお願いできたら、次の調教で、それをしてあげてもいいよ、とご主人様の声がした。
次の調教、という言葉だけで私は、愛液を溢れさせる。
そして、乳首への刺激だけで、何度も達しながら、昔から、そして今生じた願望、妄想、想いを、うわごとのように吐き出した。
「生の男根様で犯してほしいです」
「ご主人様の聖水を□□□のアナルにください」
「アナルも、おまんこも、ご主人様の精液を注ぎ込んで欲しいです」
「雌チンポをもっと大きくしてください」
「調教を受けているところを、撮ってもらいたいです」
「屋外で、服の上から乳首を責めてもらいたいです」
「お尻にムチを頂きたいです」
「専用の首輪を与えてほしいです」
「ご主人様のお体を、くまなく舐めさせてください」
とめどなく、私は卑猥で背徳的な欲望を口にした。
発情したマゾの雌犬。
それが私。
それを認めたからこそ、ご主人様に調教していただける。
その後も、私はとめどなく調教を甘受し、卑猥な雌犬である自分に酔った。
その変態性を喜んでいただける人に仕えることに、歓喜した。
ご主人様に見守られながら、花火のように弾けた。
昼過ぎに、ベッドから起き上がった。
チェックアウトのまでの時間が減るのと同時に、日常の空気が押し寄せてくる。
片付けをし、奴隷から日常の姿へ着替え、一緒にドアの前に立ったとき、まだご主人様と私の2人だけであることに気付く。
このドアを空けた瞬間、非日常が終わる。
私は、その場にひざまずくと、ご主人様の股間に頬を止せ、震える声で言った。
「また来月、調教していただけますか?」
頬ずりしているところから、凶暴な固さが感じられ、私は安堵の息を吐いた。
その翌日から私は、次の調教に向け、□□を始めた。
作者さんは、当時、中国地方(日本のです。たまに勘違いされる方が居るので)に在住で30代前半の、OLさんです。
日常では非常に仕事が出来る方で、今は、社内でもかなりの立場で活躍されており、私生活では、結婚されて、一読者として応援して下さっています。